音楽は好きなのだが、特段詳しいわけではなく、私にいろいろな音楽を教えてくれた友人を前にして語るのもおこがましいと、あまりこのブログでは記事にしてこなかった。振り返ってみると、2017年に思い出と音楽との繋がりについて記述し(追想と捏造の狂想曲)、ランダム再生で聞いていた音楽について言及して(気が付けば全力で朝)以来、2021年にある1組のバンドに触れただけだけで(私だけの音楽)、音楽に関する記述は少ない。
今年は私にとって音楽の年! というわけではないのだが、6年ぶりに、一貫性のない好みをひけらかそうと思い立ち、今年よく聴いた8曲を紹介することにする。曲数に大きな意味はない。全部聴くと30分くらいなので、作業用BGMにでもしてもらえればと思う。
1. AURORA - Cure For Me
出会いはワイドショー。生放送に登場したオーロラちゃんのかわいいこと。ミステリアスでいて軽快、突き放すようで魅惑的、キュートなのにストレンジな感じがたまらい。
2. レトロリロン - ヘッドライナー
出会いはラジオ。軽快なのだけど、歌詞は沁みる。夏の日に飲むサイダーって感じ、という感想は、だいぶMVにひっぱられている気もする。
3. ポップしなないで - UFOを呼ぶダンス
テレ東の赤ちゃん向け番組「しなぷしゅ」で『かぞえうた』なる曲を歌っていたアーティスト。気になって調べて、たどり着いた一曲。まず声が好きなんだな。意味わからんのだが、カッコよく、青春。
4. 新しい学校のリーダーズ - オトナブルー
今年はやっぱこの曲なんじゃないですか? それかAdo? 違うの? オジサンはそれくらいしか知らない。そんなオジサンでも盛り上がれます、この曲は。
5. 大瀧詠一 - 君は天然色
今年はやっぱこの曲なんじゃないですか? 違うの? 父のCDを実家の屋上で聴いてから、ずっと好きなんですがね。ということは、出会いは20年以上前か。今年は特にきましたね、個人的に。なんなんだろうね、文句のつけようがない美しさ。
6. Anly - 好きにしなよ
出会いはアニメ。『Dr. STONE』のエンディングだ。現在、毎週追いかけている唯一のアニメ。定期的に泣かされますよ、アニメでも、この歌でも。きっと、あなたも。
7. スピッツ - 美しい鰭
出会いは『名探偵コナン』の映画。シアトル出張へ向かう飛行機の中で聴いた。そもそも、カラオケで歌う曲の半分以上はスピッツという「スピッツ好き」だが、曲自体の良さと映画のストーリーが相まって、泣いたね、飛行機で。私は、記憶の中で出張先と音楽をリンクする傾向にあるのだが、シアトルは完全にこの曲と繋がっている。
8. yama - 春を告げる
声が好きです。よって、yamaさんの歌は大体好きなのだが、最もよく聴くのはこの曲。歌詞の世界観も好きだ。明日世界は終わるといってみたり、とりあえず酒でも飲もうといってみたり、昨日はよく眠れなかったといってみたり。終末だといって投げやりになっても、やはり、今を生きるしかない。