ライ麦畑で叫ばせて

日常/数理/旅や触れた作品の留書/思考の道草 などについて書いています。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

たとえばシャトルの落ちる速さで

最近、バドミントンに力が入っている。職場のバドミントンチームのリーダーがやる気で、週一回は仕事終わりに借りた体育館で打ち込んでいる。 部活でやっていた高校時代と比較して、当然ながら練習量は劇的に少なく、また体力も落ちたのだが、ひょっとしたら…

感想19『そして、バトンは渡された』・『5分後に意外な結末 ベスト・セレクション』

34. 瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』(文春文庫) 再読したい度:☆☆★★★ 実の親との死別や親の離婚などを経て、4度苗字が代わった少女と、親たち、友人たちの関わりあいを描いた物語。読後、記事を書くために少し検索したら、「令和最大のベストセ…

さよならは難しい

私は物持ちがいい。エコだとかSDGsだとか流行りのものではなく、私に備わる根深い性質で、周囲に怖がられるくらいに、気づけばずっと同じものを使っている。 例えば、小物を入れて持ち歩いている巾着袋。これは私が幼稚園に通っていたとき、弁当入れに使って…

感想18『俳句がうまくなる100の発想法』

33. ひらのこぼ『俳句がうまくなる100の発想法』(草思社) 再読したい度:☆☆☆★★ 図書館で借りた本の二冊目。タイトルの通り俳句の発想法が全部で百も紹介されている。「これはすぐに使えそうだな」という発想法はメモをとりながら読み、読了してリストア…