ゆるりと3回目。酒瓶のバックに写る風景が引っ越す前の家なので、一年ほど前に飲んだ酒だ。当時のメモを頼りに味の印象を語ることにする。今回は、一緒に食べた料理をもとに、合わせ方の提案にも挑戦した(間違う恐怖でビクビクと震えながら)。
4 立山 特別本醸造
評価:ふつう(C)
日本酒度:+4.5
酸度:1.3
辛めで味わいさっぱりといった印象。数値をみても淡麗辛口で、私の舌も間違いばかりではないようだ。富山を代表する酒で、「キレのよい爽快感と程よいコク、キレイな上品さを併せ持つ高品位」と紹介されている。
飲みやすく杯を重ねてしまう印象であったが、甘みを感じられた方が私的には好みなので、この評価に落ち着いた。あっさり同士で合わせて白身魚の刺身もよし、さっぱりとしていて料理の味を邪魔しないので味の濃い料理、焼き鳥や魚の塩焼きなんかもよいのではなかろうか。震えながら言ってますが。
5 純米大吟醸 鰊御殿 北の誉
評価:おいしい(B)
日本酒度:+1.0
酸度:1.6
こちらは北海道のお酒。芳醇で、飲んだあとに口の中に甘みが残る印象であった。まあ、例によって数値的には淡麗辛口だ。やや黄色ががった見た目も芳醇さを物語っている、のかな? 甘めなのでしょっぱいものと交互にいってはいかがでしょう。ねえ、有識者のみなさん?
しかし、他の人たちはどんな評価をしているのかとレビューなんかをみてみると、私と同じく「少し甘め」と言っているひとがいたり、「色は透明、後味スッキリ」と評するひとがいたりと、一体何を信じればよいのだ! 答えは簡単だ。自分の好みと感性を信じよう。