ライ麦畑で叫ばせて

日常/数理/旅や触れた作品の留書/思考の道草 などについて書いています。

2024-01-15から1日間の記事一覧

感想49『怪奇小説という題名の怪奇小説』・『少し変わった子あります』

79. 都筑道夫『怪奇小説という題名の怪奇小説』(集英社文庫) 再読したい度:☆☆☆☆★ 図書館シリーズ。面白い構造であった。作家の男が、怪奇小説の執筆を強いられた。米国作家の名の知られていない小説を模倣して筆を執りつつ、材料探しに幼少期や過去の自分…