ライ麦畑で叫ばせて

日常/数理/旅や触れた作品の留書/思考の道草 などについて書いています。

2022-12-23から1日間の記事一覧

感想37『冬の蜻蛉』・『峠の声』

59. 伊集院静『冬の蜻蛉』(講談社文庫) 再読したい度:☆☆☆☆★ あっさり読み進められるけど味わい深い、7つの短編が収録されている。料理に例えるなら、なんだろう、塩鍋だろうか。読みやすいのは、語りが淡々としているのと、定番の型に当てはめられる話が…