ライ麦畑で叫ばせて

日常/数理/旅や触れた作品の留書/思考の道草 などについて書いています。

2022-03-29から1日間の記事一覧

感想28『蛇を踏む』・『晩夏のプレイボール』

46. 川上弘美『蛇を踏む』(文春文庫) 再読したい度:☆★★★★ 図書館で借りた本。第115回芥川賞受賞作。表題作を含む3作を収録しており、どれも好みがはっきり分かれそうな物語だった。 表題作は、踏んだ蛇が人間の姿となり、家に住み着いてしまう不思議な世…