ライ麦畑で叫ばせて

日常/数理/旅や触れた作品の留書/思考の道草 などについて書いています。

2022-01-11から1日間の記事一覧

感想26『老人と海』・『晩夏─少年短篇集』

43.(著)ヘミングウェイ・(訳)福田恆存『老人と海』(新潮文庫) 再読したい度:☆☆★★★ 再読シリーズだが一度目の記憶はほぼなし。漁師生活最後の栄冠たる巨大魚の捕獲に執着した老人の、巨大魚、ひいては海という大自然を通した、老人自身との対話である。…