ライ麦畑で叫ばせて

日常/数理/旅や触れた作品の留書/思考の道草 などについて書いています。

2021-02-15から1日間の記事一覧

感想12『永すぎた春』・『交換殺人には向かない夜』

24. 三島由紀夫『永すぎた春』(新潮文庫) 再読したい度:☆☆☆★★ 一年におよぶ婚約期間を経験し成長していく若き男女の純愛小説。著者の純愛小説というと『潮騒』が思い出されるが、その詳細までを覚えておらず誠に残念に思った。著者の同系統を再読して比…