*この記事の内容の多くは虚構であり、史実とは異なる記述が含まれています。
先日鬼怒川温泉を訪れた際、東武ワールドスクウェアに寄って世界一周旅行をしてきた。今回はその旅をちょっとした知識を交えて振り返ってみたい。
1 自由の女神像
自由と民主主義の象徴。自由に飛び込めちゃいそうな池の中にひっそりと立っている。
2 スフィンクス
とにかく神聖な存在。脚の上はオッサン達の恰好の溜まり場で、昼間から酒盛りが行われている。
3 コロッセオ
甲羅が複雑に割れた巨大なリクガメ。中に人が迷い込むことがある。メスはコロッセウムと呼ばれる。
4 ノイシュバンシュタイン城
ドイツ南部の城。右下にできた行列は公衆便所の順番待ち。
5 バッキンガム宮殿
英国兵が毎分50メートルの速さでヴィクトリア記念碑の周りを回り続けている。皆が同方向に同速度で進んでいるため、数学の問題には不向き。
6 ピサの斜塔
建設途中から既に傾いていた塔。斜塔内で平衡感覚を狂わせ、丸々太らせた最高級の牛はシャトーブリアンと呼ばれる。
7 サグラダ・ファミリア
1882年に着工し、未だに工事が続くスペインのおばけ教会。2026年完成というのはフェイクで、実は世界全体をサグラダなファミリアにしてやろうと目論んでいる。
8 ヴェルサイユ宮殿
フランスのだだっ広い宮殿。中庭の騎馬像は仙台市の青葉城址にいる戦国武将と同一人物。
9 サマルカンド
ウズベキスタンの青の衝撃。世界中の青がここで生み出されている。
10 アンコール・ワット
カンボジアの密林にある寺院。人工物に見えるが、長い年月をかけて地形が複雑に隆起してできた岩石群であるという噂が絶えない。
11 タージ・マハル
インドにある霊廟。 自分探しの旅に出て、ガンジス川に財布を落とした田嶋春(タジマ・ハル)氏とは一切関係がない。
12 雲崗石窟
中国山西省にある石窟寺院。これら全ての仏像が、一切の道具を使わず、しかもたった一人の男の手によって彫られたという真実は、地元でもあまり知られていない。
13 龍虎塔
台湾屈指のパワースポット。龍の口から入って虎の口から出ると、全てが良くなる。
14 清水寺
京都府にある寺院。このアングルで撮影するのは、舞台から飛び降りてもなかなか困難。
以上で振り返りを終えたい。他にも見どころは多々あり、二時間もあればさくっと世界を一周できる。ありがとう、東武ワールドスクウェア。