まきもの【巻(き)物】㊀書画などを表装し,軸をつけ,巻き収めるように仕立てたもの。巻き軸。(㊁,㊂と続く)
──新潮国語辞典ー現代語・古語(1995)
ブルース(blues)十九世紀に米国の黒人の生んだ歌曲。非ヨーロッパ的な音階はジャズの基盤となった。
──新潮国語辞典ー現代語・古語(1995)
ニジュウイッシ【二十一史】中国古代 から元に至るまでの二十一の史書。史記・漢書・後漢書・三国志・晋書・宋書・南斉書・梁書・陳書・魏書・北斉書・周書・隋書・南史・北史・新唐書・新五代史・宋史・遼史・金史・元史の総称。
──新潮国語辞典ー現代語・古語(1995)
気が付けばこれまで21の記事を書いていた。
まさかここまで続くなんて,と驚いてはいない。
何事も「広く浅く」よりも「狭く深く」が多い私なので,このブログも気に入ればダラダラと続けるだろうとは思っていたが,思いのほか頻繁に記事を書くことができているものだ,と少しうれしい気持ちになった。とは言っても,ほぼ毎日更新されている方々にはまだまだ及ばないのが現状である。
こんな私ですが,これからもどうか宜しくお願い致します。
さて,せっかくなので,この機会に今までの記事を振り返ってみた。
ブログを始めた頃は皆さんに記事を読んでいただく機会はまだまだ少なくて,自分なりに良く書けたと思ったものでも,後の記事に埋もれてしまったものがいくつかあった。
できることならすべて読んでいただきたいのだが,そんな図々しいことも言えないので,今回は2つの記事についてほんの少しだけ振り返り,紹介させていただきたい。
まずはこちら。
「縦軸の時間」と「横軸の時間」という一見難解な2つの時間軸を持ち出して,「社会を生きる」ということを説明してくださったある社会学の先生の講演を,自分なりに消化する話。
消化に際しては自分で勝手に図まで描いて,大変満足している。
読んでいただければ幸いです。
もう1つは,こちら。
フランスはブルターニュ地方を訪れたときに目にした旗と,それにまつわるある老婆との交流,物語,および妄想。
参考にさせていただいたものはあるのだが,タイトルも気に入っている。
こちらも是非宜しくお願いします。
20くらい書いたら一度これまでを振り返ろうかな,と思っているうちに,気づいたら21書いてしまっていた。
「きりが悪いかな…。21と歴史をつなげるものはないか?」とあれこれ調べてみたら,意外といくつかあった。その1つが冒頭の史書である。
むしろ21で振り返って良かった感じすらある…かな?
巻物は古い書物の形態,ブルースは私の好きなジャズの基盤だ。
起源に立ち返る感がある,といえばある。
そしてこのタイトルは私が敬愛するルパン三世のTV第2シリーズ第9話「浮世絵ブルースはいかが」をもとにつけさせていただいたものだ。
ルパンシリーズからタイトルをお借りするのは,私がしばしばやる手口だ。
おお,これまでのまとめ感がある!あるぞぉぉぉっ──!うおぉぉぉっ──!
なんて振り返りにふさわしいカタチとタイミングなんだろう。